top of page
検索
  • 東範彦

5/18 ステロイド外用薬のウソ?ホント?②

こんにちは!


今年は梅雨入りが早いみたいですでにジメジメしていますね(^^;)

五月晴れが欲しかったー!!


新型コロナウイルス感染は少し減っているようですが、秋になったらまた増えるんだろうなーって思うと少し憂鬱になります。


ワクチンの普及効果がきちんと出ると嬉しいですね。


さて、前回も書いたのですが、ステロイド外用薬の疑問を今日も書きます。


・ステロイド外用薬を中止するとリバウンドが起きる?


アトピー性皮膚炎は皮膚の深部の炎症があります。

ステロイド外用薬を使用して、表面が改善しても深部の炎症が残っていることが多くあります。

この炎症がおさまるには表面が改善してからある程度時間が必要となります。

そのため、表面がきれいになっても深部の炎症が改善するまである程度の期間、ステロイドの外用を行うことが重要です。

表面が綺麗になっても、深部の炎症が取れる前に外用を中止すると当然表面が悪化します。

これはリバウンドとは言いません。


深部の炎症を取るために最近は、プロアクティブ療法を行っています。

表面が綺麗になるまでは1日2回塗っていたものを、綺麗な状態を保つために1日1回⇒2日に1回⇒週に2回と徐々に減らしていき、炎症を確実に取っていく方法です。

こうやって徐々に炎症を取っていくと、急激に悪化する可能性は低くなります。


もちろん、保湿剤の併用やハウスダウトやダニ、汗・・といった増悪因子を防ぐことも重要となってきます。


詳しくはこのページで解説しています(^^)




閲覧数:59回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page