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  • 東範彦

9/14 脱ステロイド?



こんにちは!

すっきりしない天気が続いていますね。


新型コロナウイルス感染症の数が少しづつ減少してきて嬉しいですね。

でも、ワクチンパスポート。。

こんなの本当に導入するのでしょうか?

アメリカではニューヨーク州が義務付けられたと報道しています。

5歳から12歳の子供にファイザーのワクチンを認可するとの報道も出ていてビックリしています。


来週以降に再びコロナウイルスの話題を書きます。


本日は別の話。

少し見逃せない記事がありました。


9/7に日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で脱ステロイドを好意的に紹介していたというものです。









日本皮膚科学会などが抗議して、番組は以下の声明を出したそうです。





こうやって脱ステロイドを広告し、患者の不安に付け込んで医学的根拠のない治療をお行ったり、製品を売ったりすることを金沢大学皮膚科教授の竹原和彦先生は「アトピービジネス」と呼んで厳しく糾弾されています。



昔から言われてる間違いですが、ステロイドの外用を続けると全身性の副作用が出ると割れていることです。


ステロイドの内服薬を長期間続けると、ステロイドはターゲットになる臓器だけではなく健常な臓器にも吸収されるため、糖尿病や骨粗しょう症、肥満、高脂血症、耐糖能異常、高血圧などの副作用が生じます。


しかし、アトピー性皮膚炎などの湿疹・皮膚炎では治療の対象となるのは皮膚のみなので、病変部の皮膚のみにステロイドを投与すれば良い(塗ればよい)ので、全身性の副作用はほとんど問題になりません。


もちろん、すごく強力な外用ステロイドをほぼ毎日全身に長期間外用すると、経皮吸収によって全身性の副作用が出ることがありますが、これまでの国内外の多くの使用経験や研究から適切な部位に適切な量を外用している分には全身性の副作用がほとんど出ない事が分かっています。


重篤なアトピー性皮膚炎では白内障はもとより、子供では食物アレルギーを生じたり、集中力の低下、学習障害、睡眠不足による低身長などが出てきます。

特に重篤な幼児になると、アルブミンと言う栄養が低下したりして死に至ることがあります。


軽度の皮疹くらいならどのような治療でも良いと思いますが、中等症から重症の患者さんに

は適切な治療が必須です。


むやみに脱ステロイドといった誤情報を流さないで欲しいなと思います。


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