検索
  • 東範彦

7/12 夏に多い「とびひ」について

更新日:8月9日



こんにちは。

蒸し暑い日が続いていますね。


先週金曜日におきた安倍元総理の襲撃事件は僕も衝撃を受けました。

日本でこんな事件が起こるなんて想像していなかったし、色々と考えさせられました。


ところで、夏に多くなる疾患のひとつに「とびひ」があります。

正式な名前は伝染性膿痂疹と言います。

黄色ブドウ球菌やA群β溶連菌といった細菌感染によって肌が悪化し、火の粉が飛ぶような勢いで感染が広がることから「飛び火」という名前がついています。


もともと乾燥肌やアトピー性皮膚炎があると生じやすいのですが、普段は肌が問題なくても虫刺されやあせも、湿疹の掻き壊しによって生じることがあります。

これらによる小さな傷から細菌が侵入することで「とびひ」になります。


とびひには、水ぶくれができるタイプ(水疱性膿痂疹:すいほうせいのうかしん)と、かさぶたができるタイプ(痂皮性膿痂疹:かひせいのうかしん)の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。


水ぶくれができるタイプでは、最初に赤み、かゆみを伴う水ぶくれができ、それが破れてただれ(びらん)が起こります。水ぶくれの中身を触った手で別の部位を触ることで病変があちこちに広がります。夏季を中心に、赤ちゃんや子どもによくみられます。鼻の穴を頻繁に触ることで鼻の周囲にできることもあります。


かさぶたができるタイプでは、赤みから始まり、小さな膿疱(膿のたまった水ぶくれ)ができ、それがやぶれてただれ、厚いかさぶたができます。時に発熱やリンパ節の腫れ、のどの痛みなどの症状が出ることもあります。

人から人へうつるため、保育園や幼稚園などでの集団発生が多いことも特徴です。


患部の清潔を保つことが大切です。石鹸をよく泡立ててやさしく丹念に患部を洗い、シャワーでしっかり洗い流すようにします。


ほかの人にうつるのを避けるため、プール(水泳やプール遊び)は治癒するまで控えます。

タオルや衣類からうつる可能性もあるため、家族や友達との共用は控えます。洗濯は一緒に行っても大丈夫です。


日頃から爪を短く切り、虫刺されなどを掻いて皮膚を傷つけないように注意しましょう。


症状が重い場合や、なかなかよくならない場合などには早期に受診して下さい。抗菌薬の内服や外用薬による治療が行われます。かゆみが強い場合には、抗ヒスタミン薬などが用いられます。

閲覧数:57回0件のコメント

最新記事

すべて表示