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3/16 アナフィラキシーについて

東範彦

更新日:2021年3月30日

こんにちは!


先週、新型コロナウイルスのワクチンんを接種しましたというブログをアップしました。

そのワクチンでアナフィラキシーが起こした人が一定数いるとの報告があります。

どんな薬でもワクチンでもアナフィラキシーが生じるリスクはあります。

そして、アナフィラキシーが生じるかどうかは予測が難しいです。

そのため予防することは不可能なので、大切なのはいかに早く対処できるかです。


アナフィラキシーとは、アレルギーを引き起こす物質が体内に入ってきて複数臓器に症状が出ることです。

一つの臓器、例えば皮膚に蕁麻疹が出るだけではアナフィラキシーとの診断にはなりません。


一般的に以下の4つのうち2つ以上の症状が出てアナフィラキシーと診断されます。


① 皮膚:発赤や蕁麻疹

② 呼吸器:咳が出たり息苦しくなる

③ 循環器:血圧が下がったり、意識障害が出る

④ 消化器:腹痛や嘔吐、下痢が出る


そして、血圧が下がって命に危険が出ることをアナフィラキシーショックと呼んでいます。

急に意識が無くなったり、倒れたりします。


アナフィラキシーショックになるとかなり危ないので、可能ならアナフィラキシーショックになる前に対処をしておきたいです。



アナフィラキシーショックになる前兆とは?


呼吸が苦しくなる、もしくは2回以上嘔吐や下痢が出る


とりあえずこの2点を押さえて頂きたいです。


薬やワクチンだけでなく、日常の食品やハチに刺された時でもアナフィラキシーは同様の症状が出ます。


もし呼吸が苦しくなったり、2回以上吐いたり下痢したら救急車を呼んで病院を受診して下さい。


救急車を待っている間は、可能なら横になって心臓より高いところに足を上げてください。


これまでアナフィラキシーを起こしたことがある方や、リスクが高い方はエピペンを処方されていると思うので、エピペンを打った上で救急車を待って下さい。




 
 
 

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