こんにちは!
寒い日が続いていますね。
昨日は関東で大雪でした。
僕は比較的早く東京を出れたので影響は無かったのですが、かなり大変だったみたいです(><)
電車が動かなくて帰れなかったと同僚の医師が言っていました。
北海道や北陸の方からしたらこれくらいの雪で・・・と思われるのでしょうが、年に1回あるかないかの大雪なので対策がなかなか難しいです。
僕の子供は、学校がリモートになったので喜んでいたようです(笑)
さて、本日の話題はナッツについてです。
ナッツアレルギーは実はかなり多くて、2-6歳くらいのお子さんですと、食物アレルギーの原因の第3位にピーナッツが入ります。
ナッツ類で難しいのが、ナッツによってアレルギーが出るか出ないかが全然違うということです。
一つ一つ調べるしかありません。
現在、血液検査で調べられるのは以下のナッツです。
カッコ内に書いてあるのは、そのナッツのコンポーネントというアレルギーの原因蛋白です。
・ピーナッツ(Arah2)
・アーモンド
・クルミ(Jugr1)
・カシューナッツ(AnaO3)
・ブラジルナッツ
・ヘーゼルナッツ(=ハシバミ)
・ココナッツ
以上です。
ピーナッツだけ、クルミだけ・・という方もいれば、複数のナッツ類に反応する方もいます。
採血では調べられないけど結構食べる頻度が高いナッツと言えば、ペカンナッツとピスタチオです。
これらはどうしたら良いのでしょうか?
下の図を見て下さい。
英語で分かりにくいかもですが、ナッツ類の間に矢印の線と数字が書かれています。
これは、矢印のナッツ類での相同性をあらわしています。
数値が1に近いほど相同性が高くなります。
高いのを見ていくと、
・Walnut(くるみ)とPacan(ペカン)が0.76
・Pistachio(ピスタチオ)とCashew(カシューナッツ)が0.86
と高くなっています。
つまり、
「クルミでアレルギー反応が出る人はペカンナッツでもアレルギー反応が出やすい。」
「カシューナッツでアレルギー反応が出る人はピスタチオでもアレルギー反応が出やすい」
ということになります。
参考にしてみて下さい(#^^#)
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