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2/25 胃腸炎、ヒトメタニューモニエウイルス感染症

東範彦

こんにちは!

なかなかブログ更新できていませんでした。


かなり寒い日が続いていますが、本日から少し暖かくなってきそうです(^^)


感染症の流行状況ですが、インフルエンザはほとんど無くなりました。

コロナもほとんど流行しておりません。

今流行しているのは急性胃腸炎ヒトメタニューモニエウイルス感染症です。


胃腸炎はノロが多いのですが、入院でないと検査適応がありません。

ただ、ノロでもロタでも特効薬は無くて脱水にならないようにしつつ自然に改善するのを待つしかありません。

嘔吐を繰り返している時、すぐに水分を摂らせたくなりますが、それは避けてください。

吐き気が続いている時は何を食べても飲んでも嘔吐してしまいます。

嘔吐があれば、最低1時間、出来たら2時間くらいは水分を含めて経口摂取を中断して下さい。

それくらいの時間絶飲食にすると大抵は吐き気が改善します。

そのタイミングで水分を開始して下さい。

水やお茶よりは、糖分や塩分が多めの水分を少量づつ回数を分けて飲むようにして下さい。

OS-1という経口補水液がベストですが、ポカリやジュース、みそ汁なども良いと思います!



ヒトメタニューモニエウイルス感染ですが、発熱と咳、痰の症状が多いです。

2歳までの子どもが重症化しやすいです。

熱や咳が出始めてから5日~1週間が症状のピークです。

喘息みたいにゼーゼーヒューヒューして息が苦しくなることがあります。

残念ながら特効薬はなく、去痰薬などで経過を見るしかありません。

呼吸が苦しくて酸素濃度が下がったり、経口摂取が出来なくなってくると入院が必要になります。

小さなお子さんで痰がらみの咳が多い場合はヒトメタニューモニエウイルス感染症が疑われますので、早期に検査して下さい。


急な受診が必要かどうかは、以下のサイトを参考にしてみて下さい!




 
 
 

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