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東範彦

12/10 ヒルドイドの後発品


こんにちは!

すっかり寒くなりましたね。


東京ではインフルエンザが流行してきてます。

名張でも少しづつインフルエンザが陽性になることが増えてきていると聞いていますので、手洗いやうがいはしっかりしましょうね!


さて、今年10月から先発品を希望すると追加料金が発生することになりました。

小児科領域で一番困っているのが、保湿剤のヒルドイドだと思います。


3割負担の方が50gのヒルドイドローションを希望すると130円程度の自己負担金が発生します。

乳幼児医療適応の方だと170円程度の自己負担金が発生します。


そのため後発品を処方してもらうことが多いのですが、結構性質が違います。


大雑把に言うと、ヒルドイドでは乳液みたいな使用感ですが、他のだと化粧水みたいにサラッとしている使い心地です。


医者からはどのヘパリン類似物質クリームを渡されるのかを選ぶことが出来ません。

薬局ごとに変わってきます。


例えるなら、医者の処方箋は「ポテトチップス」とだけ書いているようなものです。

カルビーのポテチか、湖池屋のポテチかは医者は選べません。

そのため同じ処方箋でも薬局によって処方される後発品が異なります。


ヘパリン類似物質ローションの後発品はほとんどが化粧水タイプです。

乳液タイプで、一番ヒルドイドローションに似ているのは「NIT」と書かれているものです。

実際使ってみましたが、満足できる塗り心地ですよ!

後発品を選ぶのは患者さんの自由なので、薬局で「NIT」と伝えてみてください!


ただ、「NIT」は出荷調整がかかっていて、あまり流通していない可能性があります。

後発品では化粧水タイプしか置いてない場合があります。


もしそのような時は一度相談しに来院して下さい。


医師が必要と認めた場合には、自己負担額無しで先発品のヒルドイドが処方できるので。


以下、簡単にまとめます。



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