こんにちは!
朝と夕はかなり寒くなってきましたね。
肌が乾燥している方が目立つようになってきたので、保湿の方法について書いてみます。
その前に、年末年始ですが火曜日の小児科・アレルギー科の外来は休診日はありません。
12月28日と1月4日は診療しています。
保湿ですが、肌の保護を目的としたプロペトやワセリンと、保湿を目的としたヒルドイドや尿素の大きく2種類に分けられます。
しっかり保湿効果を得たいので当院ではヒルドイドを処方することが多いです。
尿素は少し刺激感が強いのであまり処方していません。
ヒルドイドの種類は以下の通りです。
効果事態はそれほど変わりませんが、使い心地は結構変わってきます。
どの剤型を選ぶかは好みになりますが、個人的にはヒルドイドローションが使いやすいと思っているのでヒルドイドローションを処方させて頂くことが多いです。
基質剤として乳剤を使用しているのですが、その乳剤の油成分と水成分の混合の方法が少し異なります。
ヒルドイドソフト軟膏では水成分と油成分で覆っているので、比較的ベットリとした使い心地になります。
ヒルドイドクリームとローションでは逆に油成分を水成分で覆っているのでサラッとした使い心地になります。
ヒルドイドフォームは油が含まれていないのでかなりサラサラしていますし、冷蔵庫での保存が可能なので夏の使用に適しています。
塗る量の目安ですが、フィンガーチップユニット(FTU)という考え方で塗っていきます。
下に1FTUの目安の量を書いています。
この1FTUの量で大人の手のひら2枚分の面積に塗ることになります。
ただ、実際に塗ってみると結構ベタベタするので肌の状態がそれほど悪くない時はもう少し少なくても良いかもしれません。
FTUの考えを基にした部位別の使用量の目安を載せておきますので、参考になさって下さい(*^^*)
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