こんにちは!
急に寒くなってきましたね。
土曜までは半袖だったのに日曜にはジャケットを着ていました(^^;)
季節の変わりは早いものです。
気温が下がるとインフルエンザなどのウイルスが活性化されて風邪をひきやすくなります。
当院では10/15からインフルエンザの予防接種を開始しています。
御希望の方は電話(0595-65-2130)での予約をお願いします。
そして、気管支喘息の発作が出やすくなる時期はこの季節。
胸がヒューヒューする、夜中に咳が止まらないなどの症状が出ていれば気管支喘息発作の可能性があります。
早めに病院を受診して下さい。
そして、気管支喘息を罹患している方は発作が無い時でも気道の粘膜がむくんでいて、風邪を引いたり冷たい空気を吸うことによって気管支喘息発作が生じます。
その軌道粘膜のむくみを取るのが長期管理薬になります。
喘息発作の予防の治療ですね。
季節の変わり目毎に発作が出る方は是非ご相談下さい!!
次に新型コロナウイルスのワクチンの話題です。
日本ではそれほど報道されていませんが、実はアメリカでは大きな社会問題となっています。
何が問題なのかと言うと、ワクチンの義務化です。
今年の8月にバイデン大統領がワクチンを義務化すると言う大統領声明を出しました。
ただ声明を出しただけであり、アメリカ合衆国としての法律が制定されたわけではないので法的な義務は生じないのですが、ニューヨーク州とカリフォルニア州ではワクチン接種をしないと仕事に就けなかったり公共の場に入れないという法律が成立しました。
アメリカでは州毎にに法律を制定します。
これに対し、テキサス州ではワクチン義務化を禁止する法律が成立しました。
アメリカの州でワクチンについて正反対の法律が成立したのです。
これが大問題になっています。
テキサス州に本拠地を置くサウスウエスト航空は、全社員にワクチンを義務化しました。
これに反対したパイロットがストライキを起こし、すでに3000便以上が欠航して大混乱になっています。
また、ニューヨーク州に本拠地を置くニュージャージーネッツというバスケットボールのチームのスター選手であるカイリーアービングはワクチンを接種していないがために練習も試合に出ることも禁止され、来週に開幕するNBAの試合に出られなくなりました。
ワクチンの効果や副作用の話ではなく、自由と民主主義を最重要視しているアメリカ国内の中で個人の自由を無視してワクチンを義務付ける事にものすごい反発が生じています。
ワクチンを始め、これから様々な物事が義務化されて強制されると中国みたいな共産社会、監視社会になってしまうことを凄く恐れています。
日本でワクチンの事がどうなるのかは分かりませんが、凄く考えさせられます。
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