
こんにちは。
かなり気温が下がってきて気持ちの良い季節になりましたね!
火曜の朝に名張に到着する日は、桔梗が丘駅から病院まで歩くことが多いのですが、9月までと比較してかなり歩きやすいです(*^^*)
でも、気温が涼しくなるにつれて様々な感染症が流行しています。
特にインフルエンザがここ数年では一番の流行をしているみたいです。
普段勤務している東京の大学病院でもインフルエンザによる痙攣や、脳症になった子の入院が増加しています。
必ずしも感染を防げるわけではありませんが、重症化予防の効果が期待されているので予防接種を検討してみて下さい。
インフルエンザの検査ですが、発熱してからあまり時間が経過していないと正確に検査結果がでないことがあります。
発熱してから最低でも6時間程度は間隔をあけて検査を行う方が正確に診断ができます。
早期に診断して、早期に投薬を希望されるのは分かるのですが、熱が出たからといってすぐに夜中や早朝に病院受診するのではなく、少し時間をおいてから受診するようお願いします。
熱が出たら体を冷やして頂きたいです。
熱が上がっている途中は寒気がするので少し暖かい服装で良いと思いますが、熱が上がり切ったら体を冷やすよう工夫して下さい。
冷やすのは首や脇の下など、太い血管があるところが効果的です。
おでこを冷やすのは気持ち良いですが、熱を下げる効果はありません。
冷えピタみたいなシート状のものよりも、氷水や保冷材の方が効果的と考えられています。
そして、なるべく塩分や糖分が多い飲み物を与えてください。
一回に多い量を飲むのは難しいので、少しずつ回数を分けて飲んで頂けると良いと思います。
話は変わりますが、イスラエルとパレスチナの紛争は心が痛みますね。
ガザ地区の人口の半分は18歳以下の子どもらしいです。
ガザへの爆撃や、電気の供給停止などで病院機能がマヒしているとの報道を見ます。
ハマスからの攻撃でイスラエルが多大な被害を受けており、このまま静観が難しいのは分かりますが、ガザ地区に侵攻して普通のパレスチナ人やこどもが被害にあう事だけは避けて欲しいと願っています。
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