こんにちは!
寒暖差が激しいですね。
土日は寒かったけど、昨日と今日は良い陽気です。
風邪っぽい症状が出る方がいるので気を付けてください。
新生活が始まって疲れも溜まってくるでしょうが、無理せず頑張ってくださいね。
ところで、WHO(世界保健機構)が、先日コロナワクチンの推奨に変更をアナウンスしました。
「健康なこどもや、60歳未満の基礎疾患がない方には追加接種を推奨しない」としています!!
結構な方針転換・・(^_^;)
でも、データを見れば当然かなとも思います。
来週にてでも改めてデータを掲載します。
今日紹介したいのは、私たち(東京女子医科大学附属足立医療センター小児科)が行ったアンケート調査の結果です。
今週末の日本小児科学会での発表となります。
4月と7月、11月の3回調査しました。
基礎疾患のない5-11歳に対しては、55%の医師が推奨しないと回答しており、推奨するの41%を上回っています。
6か月から4歳については、59%が推奨しないと回答しており、推奨すると回答した35%を大きく上回っています。
やはり、基礎疾患のないこどもにコロナワクチンは不要と考えている医師が多いことが分かります。
発症予防効果に関しては、アンケート調査が進むに連れて「期待できない」と回答した医師の割合が増加しています。
しかし、重症化予防に関しては期待している医師が多いようです。
難しいのは、こどもは重症化しないと大半の医師が考えているのに、重症化予防を目的としたワクチンの必要があるのか?ということです。
副反応の心配が少ないワクチンなら接種してもよいかもしれませんが、副反応の懸念が多く示されているので、重症化予防を目的とした接種も微妙ですよね・・。
多くのデータが出てきて、多くの医師がこどもへは不要と考え、WHOも推奨しなくなりました。
来週のブログでは、そのデータを紹介したいと思います。
今週の発表、頑張ってきます(笑)
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